皮もワタもそのまま使う春の完熟レモンジャム
一般的に冬に収穫されることの多いレモン。
HOMEMAKERSでも寒くなる頃からたくさんのレモンを収穫しています。
大きく、そしてしっかり熟すように木につけたまま春まで成長させた完熟レモンは果汁たっぷりで糖度が増してまろやかな酸味が特徴。
そして、なによりワタも皮も苦みが少ないんです!
今回はそんな春の完熟レモンで作る簡単ジャムをご紹介。
柑橘のジャム、マーマレードをつくるとき、億劫なのが皮の苦味を抜く作業。
皮と実を別々にしないといけないし、皮は何度かお湯を変えて茹でないといけなくって手間がかかるんですよね。
でも、ワタも皮も苦みが少ない完熟レモンなら切って砂糖と混ぜて炊くだけ!
皮の苦味抜きはスキップして簡単に作ることが出来ます。
パンに塗ったりヨーグルトに入れても美味しいし、暑くなってきたら炭酸水で割って飲むのも最高!
完熟レモンで春の手仕事を楽しみましょ。
材料
レモン
砂糖(レモンの30~60%くらいの量をお好みで)
つくり方
・レモンをよく洗い、いちょう切りなど好みの大きさにカットする。真ん中のスジや種は取り除く。
・カットしたレモンをボールに入れて、家にあるお好みの砂糖(きび砂糖やグラニュー糖など)をまぶして水分が出てくるまでしばらく置いておく。
・レモンと砂糖を鍋にいれて10〜15分くらい炊く。
皮も白いわたも果肉も分けずに小さく切るだけ。捨てるのはヘタの部分と大きなスジの部分と種だけ。ほぼ丸ごとジャムになります。白いワタの部分が透明になるくらいまで弱火で炊きます。この時点ではちょっと水っぽいかなと思っても、冷めるとかなり固くなります。
ポイント
砂糖と合わせてからしばらく置きレモンの水分を出しておくと、鍋で炊き始めたときに焦げずに上手に仕上がります。
砂糖を少なめに作った場合は日持ちしないため、早めに食べきってください。
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完熟レモン
渥美 沙紀
野菜の出荷とオンライン発信業務をしています。好きな野菜は紅はるか。