おいしい小豆島のお米「肥土山そだち」

おいしい小豆島のお米「肥土山そだち」

HOMEMAKERSの畑やカフェがある集落、肥土山(ひとやま)の風景には田んぼが広がっています。
集落のあちこちに小さな田んぼが数多くあり、HOMEMAKERSカフェの周りも田んぼ!
肥土山の集落に入ってからカフェまでの道は、力強い青々した稲や黄金色に色づいた稲から季節を感じられ、いつ見ても気持ちのよい風景です。
水田空から見た肥土山集落。田植えの時期。

肥土山には「農村歌舞伎」「虫送り」という伝統的な文化があって、どちらもお米づくりに関わるもの。
300年以上続いている農村歌舞伎は、その昔、水不足で困っていた農民たちのためにつくられたため池(現在の蛙子池)の完成を祝って小屋を建てて芝居をしたのが始まりと言われています。
肥土山農村歌舞伎肥土山農村歌舞伎。豊作祈願と娯楽として昔から集落で行われてきました。

虫送りは、稲につく虫を追い払い豊作を願う行事です。
米づくりと暮らし、文化はダイレクトにつながっています。
虫送り虫送り。火手(ほて)とよばれるたいまつに火を灯し、田んぼのあぜ道をみんなで歩いて虫よけと豊作を祈願します。

肥土山で育てられているお米は、そのほとんどを地元の人たちが食べています。
HOMEMAKERSカフェでも「肥土山そだち」を使っていて、とても美味しいんです。
HOMEMAKERSカレーHOMEMAKERS CAFEのカレー。同じ肥土山で育った野菜とお米を一緒に食べられるのが嬉しい。

昔から肥土山のお米づくりを支えてくれる蛙子池は山の上にあり、冷たい水が田んぼに流れてきます。
生産者さんは研究を重ねて肥土山そだちを育て、最適なタイミングでお米の収穫をします。
お米は刈遅れると味が落ちてしまうそう。
蛙子池米づくりを支える蛙子池。1686年に完成したそう。
稲穂黄金色のじゅうたんみたい。収穫のタイミングを見極めて収穫してくれます。

昔からの伝統と生産者さんの想いでおいしいお米が食べられる新米の時期を、毎年スタッフみんな楽しみにしています。
モロヘイヤとオクラのネバネバ丼まかないごはんでも肥土山そだちを食べています。野菜と共に午後の作業の力になってくれています。

HOMEMAKERSの周りに広がる美しい風景の中に遊びに来てほしい!
そして、この地で作られた美味しいお米を食べてほしい!
私たちがいつも食べている「肥土山そだち」を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたく、今年もお届けいたします。

オンラインストアで「肥土山そだち」販売中

肥土山そだち

肥土山そだち

渥美 沙紀

渥美 沙紀

野菜の出荷とオンライン発信業務をしています。好きな野菜は紅はるか。