HOMEMAKERSの「紅はるか」栽培の一年 2024-25シーズン
HOMEMAKERSの人気野菜のひとつ、「紅はるか」サツマイモ。
シーズンが始まる頃には、紅はるかの収穫を心待ちにしてくださっているお客様からお問い合わせをいただくこともあり、嬉しい限りです。
今回は、そんな紅はるかの栽培について。
毎年試行錯誤しながら新たな栽培方法に挑戦し続けているHOMEMAKERS FARMから、2024-25年シーズンの紅はるかの土づくりから収穫までをお届けします。
2024年4月と6月に、紅はるかの苗を畑に植えました。
今シーズンは苗を二か所から仕入れたので、仕入れタイミングがずれて、苗を植える時期もずれました。
じゃあ、紅はるかづくりは4月からなんだ、と思われますが実はもっと早くから始まっています。
それは土づくり。
2023年末に菌ちゃん先生(吉田俊道さん)から学んだ農法を参考に、畑の土を元気にするために、刈った草や落ち葉などをたくさん積み重ねます。
「菌ちゃん農法」は畑の土のなかに菌(微生物)を増やして、特に糸状菌(しじょうきん)という菌の活動によって、野菜が健全に育つ土をつくるというもの。
HOMEMAKERSの畑に落ち葉を入れて、土をつくってくれる菌たちが活動しやすい環境を整えました。
HOMEMAKERSの土づくりは三村ひかりが連載中のコロカルで詳しくご覧いただけます。
そんな畑に6月植えられた苗はぐんぐん成長。
7月上旬にはここまで育ちました。
暑い中、畝の間の雑草を手作業でとっていきます。
7月下旬には畝を覆うほど大きくなりました。
9月下旬。畑一面さつまいもの葉とツルが生い茂り、畝の境がわからないほど!
手間暇かけて、草ぬきや水の管理をされた紅はるかは9月下旬から収穫スタート。
11月末、霜が降りる直前まで収穫作業は続きました。
2024年シーズンは、紅はるかの収穫作業のお手伝いをしてくださる方を募り、たくさんの人に来てもらって収穫作業をしました。
まず、生い茂った紅はるかの葉やつるを刈り取り、マルチ(ビニールシート)を取り除く。
それから紅はるかを掘り出していきます。
2024年の紅はるかは、皮もきれいで大きいものが多かったです。
こうして収穫された紅はるかは、収穫から1か月以上追熟し、ねっとり甘みの増してきたものからお届けしています。
2025年1月現在、追熟された紅はるかは焼き芋にするだけで、ジャムのようにパンに塗れる!それだけでスイーツのような甘さ!
紅はるかラバーさんにとって最高の状態となっています。
本当に何度食べても美味しいなぁと思います。
HOMEMAKERSが手間暇かけて育てた紅はるかを皆さんにもぜひ食べていただきたいです。
オンラインストアで「紅はるか」販売中
紅はるか
渥美 沙紀
野菜の出荷とオンライン発信業務をしています。好きな野菜は紅はるか。