
『実えんどう』で収穫の喜びが膨らむ春
HOMEMAKERSで育てている春の野菜。
レタス、じゃがいも、新玉ねぎ、ナバナなどなど。
年間で100種類以上の野菜を育てているので、春野菜の種類もたくさんあります。
その中でもほんのわずかな期間で終わってしまう春の野菜が、実えんどう。
実えんどうの栽培は、秋に始まります。
10月頃種を植えて苗を育て、11月頃畑に植え替え。
寒くなり霜が降りる前に畑に根付かせ、適切な大きさで寒い冬をじっと耐えて暖かくなるのを待ちます。
春、葉が増えて、花が咲き、豆が大きくなり、いよいよ収穫。
毎年ゴールデンウイーク頃に実えんどうは採れ始めます。
少しずつ実が膨らむ実えんどう。
さやがぷくっと膨らみます。
実えんどうはさやをむいて中のお豆を食べます。
HOMEMAKERSでは採れたて実えんどうをさやごとお客様の元へお届けしています。
なるべく鮮度が保たれ、風味が落ちないようにするためです。
おうちでも、なるべく早めにお料理して食べていただくことをおすすめします。
ほっくりした食感やお豆独特の香りは採れたてさや付き実えんどうの成せる技。
2025年に収穫されている実えんどうは2種類。
『ロングピース』というさやが長く中のお豆も大粒の品種と、『ツタンカーメン』というさやが紫、お豆は緑色の品種です。
手前が『ロングピース』奥が『ツタンカーメン』
ちなみにもうひとつ『えんどう』とつく『スナップえんどう』も育てていますが、こちらはさやごと食べるお豆。
スナップえんどう。
さやごとスナップえんどうのピラフにしました。
採れる時期は実えんどうより少し早く、4月末頃からです。
筋をとってから茹でると、みずみずしい甘みとさくさく、ぽりっとした食感が楽しめます。
実えんどうのおすすめの食べ方は何といっても豆ごはん。
豆ごはんのレシピはこちらからご覧いただけます。
実えんどうの焼きもおすすめです。
さやからかわいいお豆をひとつずつ取り出している時間は、例え畑が見えなくともキッチンに春の空気を感じられます。
ほっくりした食感とお豆独特の香りはまさに春の味!
ほんのわずかな期間の旬の味わいは、食卓に収穫の喜びを運んでくれます。
実えんどうのお豆のかわいさを残したくてこんな写真も撮影されました。
こうやって旬を味わうことで、翌年の旬の時期も楽しみになる。
毎年楽しみにする野菜が増えることで、生活が豊かになる気がします。
HOMEMAKERSが育てている旬の野菜で季節を感じ、食卓からひとつでも喜びがうまれたら。
そんな気持ちで野菜をお届けしていきたいと思います。
オンラインストアで『HOMEMAKERS 旬野菜』販売中
旬野菜
渥美 沙紀
野菜の出荷とオンライン発信業務をしています。好きな野菜は紅はるか。