
毎年5月3日、小豆島の伝統行事『肥土山農村歌舞伎』
日に日に新緑がまぶしくなっていく季節。
毎年この季節に開催されるのが小豆島の伝統行事『肥土山(ひとやま)農村歌舞伎』です。
肥土山農村歌舞伎舞台の周辺の新緑。毎年5月のこの景色はとても美しい。
毎年5月3日に行われる伝統行事で、江戸時代から300年以上も続いています。
その年の豊作を祈願し、神社にある舞台で、そこで暮らす人々が歌舞伎を奉納します。
役者はもちろん、化粧や衣装、大道具、小道具の準備、それから諸々の段取りなどもすべて地元の人が行います。
HOMEMAKERS三村家の娘・いろはは農村歌舞伎とともに成長してきました。歳を重ねるにつれてセリフが増え、難しい役になっていきました。
化粧のリハーサル。役者も化粧をするのも地元で暮らす人たち。
昔は小豆島の各集落に歌舞伎舞台があり、農村歌舞伎が行われていたそうですが、今では私たちが暮らす肥土山地区と、お隣の中山地区の2地区のみで開催されています。
まるで昔話の中にあるような光景が、いまこの時代でも変わらず存在してるって本当にすごいことだなといつも思います。
この光景が少しずつ変われど、世代を超えて300年以上も続いています。
300年前の5月3日にもこの場所でこの光景を見ながら、きれいだなーって誰かが思ってたりするのかなと考えると、なんとも言えない気持ちになります。
五穀豊穣を願う舞『寿式三番叟(さんばそう)』を奉納します。
農村歌舞伎は、観客の方々も含めてその光景ができあがります。
会場となる肥土山離宮八幡神社へは、HOMEMAKERS CAFEから徒歩10分、駐車場はCAFEの目の前のグラウンドです。
どなたでも自由に見られますので、ぜひ来てくださいね。
〈肥土山農村歌舞伎〉
日時:2026年5月3日(日) 15:00~18:20頃(雨天決行)
場所:肥土山・離宮八幡神社 境内
演目:
第一幕 15:00開演
『寿式三番叟(さんばそう)』
第二幕 15:50頃
『ひらかな盛衰記 源太勘当の段』
第三幕 17:40頃
『菅原伝授手習鑑 吉田社車引の段』
観覧についてのQ&A
肥土山農村歌舞伎の観覧について、よく聞かれることをQ&A形式でまとめておきます。
◉ 観覧は無料ですか?
無料です。
途中から来て、途中で帰っても大丈夫です。気軽にお越しください。
無料ですが、当日「御花」(ご祝儀)の受け付けはしています。
応援していただけたらうれしいです。
農村歌舞伎の運営に使わせていただきます。
◉ 席はありますか? 予約できますか?
歌舞伎舞台の前にある段々になっている地面やそのまわりに座って見ます。
特に椅子などがあるわけではなく、地面に直接座るので、敷きものなどがあるといいです。
予約はできませんので、空いている場所をみつけてください。
地元の人たち用に確保されたエリアもあるので、迷ったら関係者に聞いてみてください。
◉ どんな気候ですか?暑いですか?寒いですか?
歌舞伎が始まる15時頃は、晴れれていると観覧席には直射日光があたり暑いです。
帽子やサングラスをおすすめします。
17時頃になってくると、急に寒くなってきます。
上着を持ってきたほうが安心です。
◉ 観覧中に飲食OKですか?
農村歌舞伎を見ながら食べたり飲んだりしてもちろんOKです。楽しみましょう。
食べものや飲みものの販売は基本的にはしていないので(屋台が少しあります)、食べたい方は持参してください。
15時開演なので、HOMEMAKERS CAFEでランチを食べたあとドリンクをテイクアウトしてから会場に向かう、というのもおすすめです。
肥土山で育てた生姜でつくったジンジャーエールを歌舞伎のお供にどうぞ。(容器は異なります。)
地元の人たちは、『割子弁当』という木の箱につめたお弁当を持ってきて、ビールを飲みながらみたりします。
◉ 駐車場はありますか?
アクティブ大鐸(大鐸公民館)前のグラウンドが駐車場になります。
HOMEMAKERS CAFEの目の前です。
HOMEMAKERS Cafeから美しい田園のなかを10分ほど歩いたところに歌舞伎舞台はあります。
◉ 公共交通機関はありますか?
路線バスの「肥土山」バス停より徒歩10分ですが、運行本数がとても少ないです。
事前に時間をよく確認してご利用ください。
三村 ひかり
HOMEMAKERSの嫁の方です。野菜の出荷、販売を主に担当。いつもカメラを持ち歩き、離島、農村、野菜の魅力を伝えるべく撮ってます。