四葉きゅうり

四葉きゅうり

HOMEMAKERSの畑では、「四葉キュウリ」を育てています。
「四葉」と書いて、「すうよう」と読みます。
中国から渡ってきた品種で、株に本葉が4枚ついた頃から実がなるのでこの名がついたといわれています。

一般的なキュウリと比べると大きく、長さ30センチほどに成長します。
表面には白いイボイボがあって、シワもよっているので、
ゴーヤに見間違えられることがありますが、キュウリです。

このイボイボというかトゲトゲのある四葉キュウリ、今ではスーパーなどではほとんど見かけなくなってしまいました。
昔はイボイボのキュウリが普通でしたが、年々品種改良が進み、今ではイボなしつやつやキュウリが流通しているキュウリの主流です。
というのも、このイボはちょっと触っただけでポロポロと取れてしまい、イボがとれたところから傷みやすく、収穫や出荷作業のときとても気を使います。
そんな理由で四葉キュウリはあまり流通しないようになってしまいました。

でも、なんで四葉キュウリを育てているのか?

おいしいから! 好きだから!

四葉キュウリは皮が薄くて歯切れがいいのが特徴。
ポリポリというかバリバリというか、表現が難しいのですが、
漬けものやたたきにすると、あー、この食感がいいって感じます。
それとキュウリの香りがしっかりします。

 

三村 ひかり

三村 ひかり

HOMEMAKERSの嫁の方です。野菜の出荷、販売を主に担当。いつもカメラを持ち歩き、離島、農村、野菜の魅力を伝えるべく撮ってます。