小豆島に移住して9年目の秋

小豆島に移住して9年目の秋

私たち家族は、2012年10月31日に小豆島に引っ越してきました。

小豆島にはHOMEMAKERS代表の三村拓洋の祖父の家があり、その家に帰ってきました。
帰ってきたといっても、それまでここで暮らしたことはなく、夏休みやお正月休みにじいちゃんちに遊びにきたという程度だったので、小豆島のことはほとんど何も知らない状態で引っ越してきた8年前の秋。
ちょうど今のように少し肌寒くなってきた頃で、庭のレモンの木には黄色く色づく前のグリーンレモンがついていて、近所の畑には柿やみかんなど美味しいそうな果実がたくさん実っていたのを思い出します。

柿

都会(名古屋)から引っ越してきた私たちにとって、その風景は本当に豊かにみえました。
みかん狩りに行かなくても、家の目の前にみかんの木が植えられていて、それをおすそ分けしてもらえたり。
農薬不使用のレモンが目の前で実っていたり。
拾った栗で栗ごはんをつくったり。
もう今では当たり前の風景ですが、これって本当にありがたいことなんですよね。

今年の10月31日から、私たちの小豆島暮らし9年目が始まります。
何年暮らしていても、ここの良さ、価値を感じていられるように、少し離れたところから見れる「外の目」を常に持っていたいなと思います。

 

三村 ひかり

三村 ひかり

HOMEMAKERSの嫁の方です。野菜の出荷、販売を主に担当。いつもカメラを持ち歩き、離島、農村、野菜の魅力を伝えるべく撮ってます。